百日咳の報告が続いています。(11月18日〜11月24日)
県内で百日咳の報告が続いています。今年に入ってからの総数のうち、年齢別では小学生が約7割を占め、1歳未満からの報告も多い状況です。
百日咳は、患者の咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、菌の付着した手で口や鼻を触ることで感染します。感染するとかぜのような症状から始まり、次第に咳の回数が増え激しくなります。6か月以下の乳児では重症化しやすく注意が必要です。感染を防ぐには予防接種が効果的ですので、乳幼児でワクチンを接種していない場合は早めに接種しましょう。生後3か月から接種可能です。
また、大人では比較的症状が軽く、医療機関への受診が遅れることがあります。治療には抗菌薬が効果的ですので、咳等の症状がある場合はマスクを着用し、乳幼児への接触を避け早めに受診しましょう。