腸管出血性大腸菌感染症の報告がありました。(12月16日〜12月22日)
腸管出血性大腸菌感染症の報告がありました。この感染症は夏に報告が多いですが、年間を通して報告され、注意が必要です。加熱不十分な食品を食べたり、患者の便に含まれる原因菌が手やものを介して口に入り感染します。感染すると、嘔吐、激しい下痢、血便などの症状がみられ、抵抗力の低い子どもや高齢者は、溶血性尿毒症症候群(HUS)という重い合併症を引き起こすことがあります。
予防としては、まな板や包丁、箸を使い分け、食材はしっかり加熱しましょう。おむつかえやトイレの後は石けんで十分に手を洗い、タオルの共用はさけましょう。
また、流行が続いているインフルエンザですが、宮崎県全域で注意報レベル基準値(10)を超えています。人と接触する機会が増えますので、手洗い等の予防を徹底しましょう。