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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和2年第10週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が例年より多くなっています。(3月2日〜3月8日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が前週より減少していますが、例年と比べて多い状況が続いています。特に、日南、宮崎市保健所管内からの報告が多くなっています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者のくしゃみなどのしぶきに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して体の中に入ることで感染します。患者と一緒に過ごす兄弟、姉妹や大人は感染しやすいですので、手洗いの徹底を行い、タオルの共用は避けましょう。発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などが症状としてみられますが、のどの痛みから水分を摂取しにくくなります。熱いものや辛いもの、酸っぱいものは避け、本人が摂取しやすいもので脱水を防ぎましょう。また、薬を処方された時は合併症を防ぐためにも、医師に指示された期間しっかり薬を飲みましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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