感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(3月16日〜3月22日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は前週より減少し、例年より少なくなっていますが、小児科定点の医療機関から報告される疾患の中では、報告数が多い状況です。地域別では小林、日向、都城保健所管内からの報告が多く、年齢別では1〜4歳の子どもが全体の約6割を占めています。
感染性胃腸炎に感染すると、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐で脱水を起こしやすくなりますので、吐き気が落ち着いたら少しずつ水分を摂りましょう。なお、原因のウイルスは感染力が強く、手やタオルなどを介したり、ウイルスに汚染された食品を十分に加熱しないで食べるなどして感染します。手は石けんで丁寧にこすり洗いし、包丁、まな板などの調理器具は清潔に気をつけましょう。また、食材はしっかり加熱して食べましょう。