感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(4月20日〜4月26日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は前週とほぼ同じ、例年より少なくなっていますが、小児科定点の医療機関から報告される疾患の中では、引き続き報告数が多い状況が続いています。地域別では中央、日向、都城保健所管内からの報告が多く、年齢別では0〜3歳の子どもが全体の約6割を占めています。
感染性胃腸炎は、主に吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛といった症状が現れます。おう吐、下痢などの症状が現れた場合は、脱水を予防するために水分と塩分の補給が大切です。
また、予防のために、日頃からこまめな手洗いを心がけることが大切です。帰宅時、調理や食事の前、トイレの後やおむつの処理後は必ず石けんを用いて手を洗い、タオルの共用は避けましょう。