A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意しましょう。(6月8日〜6月14日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数は先週と比べて減少しており、例年と比べても少ない傾向にありますが、日南保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えており、特に注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。薬を処方された時は合併症を防ぐためにも、医師に指示された期間しっかり薬を飲みましょう。
また、患者と一緒に過ごす家族にもうつる可能性があるので、極力接触を避け、うがい、手洗いを行い家庭内の感染を防ぐことが大切です。手洗いは、石けんやハンドソープを使って30秒以上しっかりもみ洗いし、タオルの共用を避けましょう。