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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和2年第29週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています。(7月13日〜7月19日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が前週と比べ増加しており、例年と比べて多い傾向にあります。年齢別では1歳から4歳が全体の約半数を占めています。延岡保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため特に注意が必要です。

感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足に発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を服用しますが、途中で薬をやめると再発することがあるので、主治医に指示された期間はきちんと薬を飲むことが大切です。

また、患者のくしゃみや咳などのしぶきに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して体の中に入り感染するため、一緒に過ごす家族は、手洗いの徹底を行い、タオルの共用を避け感染を防ぎましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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