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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和2年第32週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に引き続き注意しましょう。(8月3日〜8月9日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が、前週より減少していますが、例年と比べて多い状況が続いています。特に、延岡、日南保健所管内からの報告が多くなっています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者のくしゃみや咳などに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して体の中に入り感染します。家庭内や学校などの集団生活の場では感染しやすいので、手洗いの徹底を行い、タオルの共用は避けましょう。

発症すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。のどの痛みから水分を摂取しづらくなることがあるので、脱水に注意しましょう。

また、治療には抗生物質を使用します。再発を防ぐために、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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