ヘルパンギーナに注意しましょう。(8月17日〜8月23日)
ヘルパンギーナの報告数が、先週と比べて約1.4倍に増えています。特に、日南、都城保健所管内からの報告が多く、年齢別では1歳が全体の約6割を占めています。
ヘルパンギーナは乳幼児を中心に夏に流行する感染症で、咳やくしゃみの飛沫、便などに含まれるウイルスが、手やタオル等を介して体に入ることにより感染します。
発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴い、食事や水分をとりにくくなることがあるので、脱水症にならないよう注意しましょう。
また、症状が治まった後も長期間、便の中にウイルスが排出されることがあります。おむつの処理は使い捨て手袋を使用、トイレ後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。