A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意しましょう。(9月7日〜9月13日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週と比べて増加し、例年と比べて多い傾向が続いています。特に、日南保健所管内からの報告が多くなっています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使用します。薬を処方された時は再発を防ぐために、医師に指示された期間しっかり薬を飲みましょう。
また、患者と一緒に過ごす家族にもうつる可能性があるので、極力接触を避け、うがい、手洗いを行い家庭内の感染を防ぐことが大切です。手洗いは、石けんやハンドソープを使って30秒以上しっかりもみ洗いし、タオルの共用を避けましょう。