A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意しましょう。(9月28日〜10月4日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週と比べて増加し、例年と比べても多くなっています。年齢別では4歳から6歳が全体の約4割を占めており、日南、延岡保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えているため、特に注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発することがあるため、症状が治まっても、医師に指示された期間はきちんと薬を飲むことが大切です。
また、患者と一緒に過ごす家族は、家庭内での感染を防ぐために、極力接触を避け、石けんやハンドソープを用いた手洗いを行い、タオルの共用を避けましょう。