ヘルパンギーナが増加しています。(10月12日〜10月18日)
ヘルパンギーナの報告数が先週と比べて増加し、例年の約1.6倍と多く、年齢群別では1〜2歳が全体の約7割を占めています。
ヘルパンギーナは、咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。2〜4日間の潜伏期間があり、発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴うため、食事や水分をとることが困難になることがあります。脱水症にならないよう注意しましょう。
また、症状が治まった後も2〜4週間の長期間、便の中にウイルスが排出されることがあります。おむつの処理は使い捨て手袋を使用したり、トイレ後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。