A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意しましょう。(10月19日〜10月25日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週と比べて増加し、例年と比べて多い傾向が続いています。特に、日南保健所管内からの報告が多くなっています。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して体の中に入り感染します。特に、家庭内や学校などの集団生活では感染しやすいので、日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど予防を行いましょう。
また、感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使用しますが、薬を処方された時は再発を防ぐために、医師に指示された期間しっかり薬を飲みましょう。