ヘルパンギーナに注意しましょう。(10月26日〜11月1日)
ヘルパンギーナの報告数が先週と比べて増加し、例年の約1.9倍と多くなっています。特に、日向、宮崎市保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1〜2歳が全体の約8割を占めています。
ヘルパンギーナは乳幼児を中心に流行する感染症で、咳やくしゃみ、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。
また、発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴うため、食事や水分をとることが困難になることがあります。脱水症にならないよう注意しましょう。