ヘルパンギーナの報告数が増加しています。(11月9日〜11月15日)
ヘルパンギーナの報告数が先週と比べて増加し、例年の約3.8倍と多くなっており、年齢群別では1歳が全体の約6割を占めています。特に中央保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えているので注意が必要です。
ヘルパンギーナは、咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。おむつの処理は使い捨て手袋を使用したり、こまめな手洗いを行うなど、感染の予防に努めましょう。
また、感染すると2〜4日間の潜伏期間があり、発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴うため、食事や水分をとることが困難になることがあります。脱水症にならないよう注意しましょう。