ヘルパンギーナの報告数が引き続き増加しています。(11月16日〜11月22日)
ヘルパンギーナの報告数が先週の約1.2倍、例年の約5.9倍と報告が多い状態が続いています。年齢群別では1歳から2歳が全体の約9割を占めており、中央保健所管内は先週から引き続き流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
ヘルパンギーナは、咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して口に入ることにより感染します。2〜4日間の潜伏期間があり、発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴うため、刺激が少ない物をとるなど、脱水症にならないよう注意しましょう。
また、症状が治まった後でも長期間便中にウイルスが排出されます。おむつの処理やトイレの後は必ず手を洗いましょう。