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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和2年第49週号

RSウイルス感染症に注意しましょう。(11月30日〜12月6日)

RSウイルス感染症の報告数が先週に比べて増加し、例年の1.3倍と多く、地域別では、都城、延岡保健所管内からの報告が多くなっています。

RSウイルス感染症は、何度も感染し発病しますが、1歳までに全体の7割近くの乳児が感染、発病すると言われています。発熱や鼻汁などの軽い風邪症状から、重い肺炎まで症状は様々ですが、初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に、生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、身近に乳幼児がいる場合は、人混みを避けたり、帰宅後の手洗いを徹底するなどの感染予防を心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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