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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和2年第50週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に注意しましょう。(12月7日〜12月13日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週と比べて増加しており、年齢別では3歳から6歳が全体の約6割を占めています。特に、日南保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使います。途中でやめると再発する可能性があるため、症状が治まっても、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。

また、家庭内や学校などの集団生活では感染しやすいので、日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど予防を行いましょう。手洗いは、薬用石けんやハンドソープを使って30秒以上かけて行いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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