手足口病に注意しましょう。（12月14日〜12月20日）

手足口病が例年の2.3倍と、例年に比べて報告が多い傾向が続いています。特に日南、中央保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

手足口病は、4歳ぐらいまでの幼児を中心に流行する疾患で、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みがあるため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。

通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、感染予防のためにトイレの後や食事の前など石けんを用いた丁寧な手洗いを行いましょう。