感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(12月28日〜1月3日)
冬に流行しやすい感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の主な原因はノロウイルスと言われています。ノロウイルスに感染すると、1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐や下痢などの症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。
患者の嘔吐物やふん便処理にも注意が必要です。処理を行うときは、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを着用し、拭き取ったペーパータオルなどは袋に密閉して捨てるようにしましょう。トイレやおむつ処理の後は必ず薬用石けんを使い手洗いし、手洗い後はペーパータオル等を利用して、タオルの共用を避けるよう心がけましょう。
また、ウイルスが残りやすい便器やドアノブなどは、薄めた塩素系の家庭用漂白剤で消毒しましょう。