感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(1月4日〜1月10日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週の約2倍に増加しています。年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約半数を占めており、地域別では延岡、高千穂保健所管内からの報告が多くなっています。この感染症は冬に流行期を迎えるため今後も予防に努めましょう。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。また、乳幼児や高齢者などは重症化することもあるので特に注意が必要です。
予防には手洗いが効果的です。特にトイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんと流水で丁寧に手を洗いましょう。