腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう。(1月18日〜1月24日)
都城保健所管内で腸管出血性大腸菌感染症の集団発生が報告されています。
この感染症は、菌に汚染された食品を食べたり、手やものを介して口に入ったりすることにより感染します。少ない菌量でも感染するため、集団感染が起きやすく注意が必要です。
また、感染しても症状が出ない場合もありますが、激しい下痢や嘔吐、血便、腹痛、発熱などの症状を引き起こします。抵抗力の低い乳幼児や高齢者は溶血性尿毒症症候群(HUS)などの重症な合併症を発症する場合があるので注意が必要です。
感染を予防するには、「菌をつけない、増やさない、やっつける」の3つが大切です。原因菌は加熱や消毒薬に弱いため、生肉を扱った後の器具の洗浄、石けんを用いたこまめな手洗い、十分な加熱調理を心がけ予防に努めましょう。