A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています。(1月25日〜1月31日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が先週と比べて増加しています。特に、日南保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。感染すると、発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど予防を行いましょう。手洗いは、薬用石けんやハンドソープを使って30秒以上かけて行いましょう。
また、治療には抗生物質を使います。途中でやめると再発する可能性があるため、症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。