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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第7週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(2月15日〜2月21日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数は先週と比べるとほぼ横ばいですが、都城保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日間の潜伏期間を経て、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいためこまめに水分を摂取しましょう。

また、このウイルスは感染力が非常に強く、手やタオルなどを介して口から体の中に入ることで感染します。乳幼児や高齢者などは重症化することもあるので特に注意が必要です。

感染性胃腸炎の予防には手洗いが効果的です、特に、トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い丁寧に手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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