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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第10週号

RSウイルス感染症に注意しましょう。(3月8日〜3月14日)

RSウイルス感染症の報告数が先週に比べて増加し、例年の約9.5倍と報告が多い状態が続いています。年齢群別では1歳から3歳が全体の約8割を占めており、地域別では、日南、宮崎市、中央保健所管内からの報告が多くなっています。

RSウイルス感染症は、何度も感染し発病しますが、1歳までに全体の7割近くの乳児が感染、発病すると言われています。発熱や鼻汁などの軽い風邪症状から、重い肺炎まで症状は様々ですが、初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に、生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 


宮崎県衛生環境研究所
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