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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第16週号

宮崎県令和3年第16週号RSウイルス感染症に引き続き注意しましょう。(4月12日〜4月18日)

RSウイルス感染症の報告数が例年の約13.6倍と多い状態が続いているため、今後も注意が必要です。年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約7割を占めており、地域別では、延岡、中央、日南保健所管内からの報告が多くなっています。

RSウイルス感染症は、発熱や鼻汁などの軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあり、特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、身近に乳幼児がいる場合は人混みを避けたり、帰宅後の手洗いを徹底するなど予防を心がけましょう。

 


宮崎県衛生環境研究所
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