手足口病に注意しましょう。(5月24日〜5月30日)
手足口病は4歳ぐらいまでの幼児を中心に、例年5月頃から増加し、7月〜8月頃に流行のピークを迎える疾患です。
手足口病は、咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入り感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができ、口の中の水ぶくれは痛みを伴います。口の中が痛い時は、しみないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。また、発熱は患者の3分の1にみられますが、38度以下の場合がほとんどです。
通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。