所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

 

宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第22週号

RSウイルス感染症に引き続き注意しましょう。(5月31日〜6月6日)

RSウイルス感染症の報告数が例年の約10.8倍と多い状態が続いています。年齢別では6ヵ月から9歳が全体の約9割を占めており、地域別では、小林、日向保健所管内からの報告が多くなっています。

RSウイルス感染症は、発熱や鼻汁などの軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあり、特に生後数ヵ月の乳児は気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、身近に乳幼児がいる場合は人混みを避け、帰宅後の手洗いの徹底、子供たちが日常的に触れる物の消毒など予防を心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930