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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第24週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が先週に比べて増加しています。(6月14日〜6月20日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が、前週の約2.0倍と増加しています。特に延岡、日南保健所管内からの報告が多く、年齢別では2歳から6歳が約6割を占めています。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎に感染すると、突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があるため、症状が治まっても医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。

感染予防として、患者との濃厚接触をさけることが大切です。特に、家庭内や学校などの集団生活の場は注意しましょう。また、日頃から手洗い、うがいなどの一般的な予防も行いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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