感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)が先週と比べて増加しています。(6月21日〜6月27日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週と比べて約1.3倍と増加しています。年齢別では1〜4歳が全体の約6割を占めており、保健所別では中央、宮崎市保健所管内からの報告が増えています。
感染性胃腸炎に感染すると、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐で脱水になりやすいため、吐き気が落ち着いてきたらこまめに水分をとるようにしましょう。
原因となる細菌やウイルスは、汚染された食品や、手、タオルなどを介して感染します。特に、気温や湿度が高くなる季節は、細菌による食中毒が発生しやすくなります。原因菌の多くは加熱することで十分殺菌できますので、肉や卵など食材はしっかり加熱しましょう。また、生肉等を調理した後の包丁やまな板は、熱湯や洗剤で洗ってから使用しましょう。