所長挨拶 研究所の紹介 発表・調査研究 情報・ニュース 宮崎県感染症情報センター 見学と研修のお申し込み リンク集 お問い合わせ

 

宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第30週号

ヘルパンギーナが先週と比べて増加しています。(7月26日〜8月1日)

ヘルパンギーナの報告数が先週と比べて増加しています。特に延岡、都城保健所管内からの報告が多く、年齢別では1歳から3歳が全体の約9割を占めています。

ヘルパンギーナは、咳やくしゃみ、便などに含まれるウイルスが手やタオルを介して体に入ることで感染します。発症すると突然の発熱、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられ、水ぶくれは破れると痛みを伴います。食事や水分の摂取が困難になることがあるので、脱水症にならないよう注意しましょう。

また原因となるウイルスは、症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあります。おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。


宮崎県衛生環境研究所
〒889-2155 宮崎市学園木花台西2丁目3-2 / 電話.0985-58-1410 FAX.0985-58-0930