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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第31週号

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎が先週に比べて増加しています。(8月2日〜8月8日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が、前週の約1.3倍と増加しています。特に延岡保健所管内は流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど予防を行いましょう。また、手洗いは、薬用石けんやハンドソープを使って30秒以上かけて行いましょう。

治療には抗生物質を使います。途中でやめると再発する可能性があるため、症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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