延岡保健所管内で手足口病が増加しています。(8月16日〜8月22日)
手足口病が先週と比べて約7.6倍と増加し、年齢別では1歳から2歳が全体の約8割を占めています。特に、延岡保健所管内で報告数が増加し、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
手足口病は夏に流行する感染症で、発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。
通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。
また、感染予防のためにトイレの後や食事の前など石けんを用いた丁寧な手洗いを行いましょう。