ヘルパンギーナが先週と比べて増加しています。(8月23日〜8月29日)
ヘルパンギーナが先週と比べて約2.1倍と増加し、年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めています。特に、延岡保健所管内で報告数が増加しており、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
ヘルパンギーナに感染し、発症すると、38〜40℃の発熱が1〜3日間続き、喉の痛み、口の粘膜の水ぶくれなどがみられます。水ぶくれは破れると痛みを伴うため、食事や水分の摂取が困難になることがあります。脱水症にならないよう注意しましょう。
また原因となるウイルスは、症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあるので、おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。