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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和3年第35週号

手足口病が増加しています。(8月30日〜9月5日)

手足口病の報告数が先週の約1.5倍、例年の約3.0倍と多くなっています。年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めており、延岡、日向保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。

手足口病は4歳ぐらいまでの幼児を中心に、夏に流行する感染症です。患者の咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。

また、手足口病は以前にかかったことがあっても再び感染する場合があります。トイレの後や食事の前などの手洗い等、日頃から感染予防に取り組みましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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