手足口病に引き続き注意しましょう。(9月6日〜9月12日)
手足口病の報告数が、例年の約2.8倍と多い状態が続いています。年齢別では6ヵ月から2歳が全体の約9割を占めており、延岡、日向、高鍋保健所管内は、流行警報レベル開始基準値を超えているため特に注意が必要です。
手足口病は、発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができ、口の中の水ぶくれは痛みを伴います。口の中が痛い時は、しみないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。また、発熱は患者の3分の1にみられますが、39度以下の場合がほとんどです。
通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。