冬に流行しやすい感染性胃腸炎に注意しましょう。(10月25日〜10月31日)
秋口から春先にかけて、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加する傾向にあります。
ノロウイルスに感染すると、1〜2日間の潜伏期間を経て、下痢、嘔吐、腹痛等の症状が出ます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。
また、このウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などは重症化することもあるので注意が必要です。
予防には手洗いが効果的です、特に、トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い、30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。