手足口病が多い状態が続いています。(11月8日〜11月14日)
手足口病の県内定点当たり報告数が8週連続で流行警報レベル開始基準値を超えています。年齢別では1歳から3歳が全体の約8割を占めており、特に、小林、日南、宮崎市保健所管内からの報告が多くなっています。
手足口病は患者の咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入ることで感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができます。口の中の水ぶくれは痛みを伴うため、刺激の少ない食べやすいものを与え、脱水等に注意しましょう。
また、症状が治まった後でも2〜4週間の長期にわたり便の中に排出されることがあるので、おむつの処理をするときは使い捨ての手袋を使用したり、トイレの後は必ず手洗いを行うなど、二次感染の予防に努めましょう。