日南保健所管内でA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が増加しています。
(11月29日〜12月5日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が、先週と比べて約1.8倍と増加しており、特に日南保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、患者の咳やくしゃみなどに含まれる菌を吸い込んだり、手指を介して菌が体の中に入り感染します。突然の発熱やのどの痛み、体や手足の発疹などがあらわれ、舌にも赤いぶつぶつ(イチゴ舌)がみられます。治療には抗生物質を使いますが、途中でやめると再発する可能性があります。症状が治まった後も、医師に指示された期間はきちんと薬を飲みましょう。
また、日頃から手洗いの徹底や、タオルの共用を避けるなど感染予防を行いましょう。手洗いは、薬用石けんやハンドソープを使って30秒以上かけて行いましょう。