感染性胃腸炎に引き続き注意しましょう。(12月20日〜12月26日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が増加しています。特に小林保健所管内では流行警報レベル開始基準値を超えているため注意しましょう。
冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスで、感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状があらわれます。嘔吐や下痢が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便処理にも注意が必要です。処理を行うときは、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを着用し、拭き取ったペーパータオルなどは袋に密閉して捨てるようにしましょう。トイレやおむつ処理の後は必ず薬用石けんを用いて手洗いを行い、手洗い後は清潔な個人用タオルや使い捨てのペーパータオルを使用し、タオルの共用は避けましょう。