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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第1週号

感染性胃腸炎に注意しましょう。(1月3日〜1月9日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週と比べて増加しており、年齢群別では1歳から3歳が全体の約半数を占めています。

冬の感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスとなっています。感染すると1〜2日程度の潜伏期間を経て、嘔吐、下痢、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。

また、ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い、30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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