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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第2週号

RSウイルス感染症に注意しましょう。(1月10日〜1月16日)

RSウイルス感染症の報告数が先週に比べて増加し、例年の約2.6倍と多くなっています。年齢群別では6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めており、地域別では、日南、宮崎市、高鍋保健所管内からの報告が多くなっています。

RSウイルス感染症は、軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあり、特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

また、身近に乳幼児がいる場合は人混みを避けたり、帰宅後の手洗いを徹底するなど予防を心がけましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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