RSウイルス感染症に引き続き注意しましょう。(1月17日〜1月23日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約1.9倍、例年の約4.1倍と多い状態が続いています。年齢群別では6ヵ月から2歳が全体の約8割を占めており、地域別では、宮崎市、日南、中央保健所管内からの報告が多くなっています。
RSウイルス感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返す感染症で、軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。2歳までにほとんどの乳幼児が感染するとされており、乳幼児が初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こす場合があるため注意が必要です。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。