感染性胃腸炎に注意しましょう。(1月31日〜2月6日)
冬はノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加する傾向にあります。このウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。家庭や学校などの集団生活では特に注意しましょう。
また、患者の嘔吐物やふん便処理にも注意が必要です。処理を行うときは、使い捨ての手袋やマスク、エプロンを着用し、拭き取ったペーパータオルなどは袋に密閉して捨てるようにしましょう。トイレやおむつ処理の後は必ず薬用石けんを使い手洗いし、手洗い後はペーパータオル等を利用して、タオルの共用を避けるよう心がけましょう。
また、ウイルスが残りやすい便器やドアノブなどは、薄めた塩素系の家庭用漂白剤で消毒しましょう。