感染性胃腸炎に注意しましょう。(2月7日〜2月13日)
秋口から春先にかけて、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加する傾向にあります。報告数は例年の約0.8倍とやや少ないですが、今後も注意しましょう。また、年齢別では1歳から3歳が全体の約半数を占めており、保健所別では中央、日南、高鍋保健所管内からの報告が多くなっています。
ノロウイルスに感染すると、1〜2日間の潜伏期間を経て、下痢、嘔吐、腹痛等の症状が出ます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。
予防には手洗いが効果的です。特に、トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い丁寧に手を洗いましょう。手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。