感染性胃腸炎に注意しましょう。(2月21日〜2月27日)
冬はノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告が増加する傾向にあります。感染すると1〜2日間の潜伏期間を経て、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。特に乳幼児や高齢者などは重症化することもあるので注意しましょう。
また、ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い、30秒以上かけて丁寧に手を洗いましょう。手洗い後は清潔な個人用タオルや、ペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。