感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(3月21日〜3月27日)
感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)は細菌やウイルスなどに感染することでおこる感染症で、秋口から春先はノロウイルスを原因とした感染性胃腸炎の報告が増加する傾向にあります。
ノロウイルスは感染力が非常に強く、手やタオル、食品などを介して口から体の中に入ることで感染します。感染すると1〜2日間の潜伏期間を経て、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすいため、こまめに水分を摂取しましょう。また、乳幼児や高齢者などは重症化することもあるので特に注意しましょう。
予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い丁寧に手を洗いましょう。手洗い後はペーパータオルなどを利用し、タオルの共用は避けましょう。