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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第14週号

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)に注意しましょう。(4月4日〜4月10日)

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症)の報告数が先週と比べて1.3倍と増加しています。特に都城、日向、日南保健所管内からの報告が多く、年齢群別では1歳から4歳が全体の約6割を占めています。

感染性胃腸炎は細菌やウイルスなどに感染することでおこる感染症で、秋口から春先にかけてはノロウイルスを原因とした感染性胃腸炎の報告が増加する傾向にあります。

ノロウイルスに感染すると、1〜2日間の潜伏期間を経て、下痢、嘔吐、腹痛等の症状があらわれます。下痢や嘔吐が続くと脱水症になりやすくなります。吐き気が落ち着いたら、こまめに水分を摂取しましょう。

予防には手洗いが効果的です。トイレの後やおむつの処理後、調理や食事の前は必ず薬用石けんを使い丁寧に手を洗いましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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