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宮崎県感染症情報センター

宮崎県令和4年第19週号

夏の感染症に注意しましょう。(5月9日〜5月15日)

夏に流行する感染症として、手足口病があります。昨年は流行時期がずれ、8月から増えはじめ、10月〜11月に流行のピークをむかえましたが、例年は5月頃から増えはじめ、7月〜8月に流行のピークを迎える感染症です。

手足口病は、咳やくしゃみの飛沫、便にふくまれるウイルスが、手指等を介して体に入り感染します。発症すると、手のひらや足の裏、口の中などに水ぶくれができ、口の中の水ぶくれは痛みを伴います。口の中が痛い時は、しみないものを与え脱水にならないよう注意しましょう。

また、通常は3〜7日程度で回復しますが、まれに脳炎や髄膜炎などを合併することがあります。水分をあまり飲まない、高熱が続く、吐いてぐったりしているといった症状がある時は、すぐに医療機関を受診しましょう。


宮崎県衛生環境研究所
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