RSウイルス感染症が増加しています。(5月16日〜5月22日)
RSウイルス感染症の報告数が先週の約2.1倍、例年の約2.0倍と増加しています。年齢群別は6ヵ月から3歳で、地域別では、高鍋、日向、延岡保健所管内からの報告が多くなっています。
RSウイルス感染症は、年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返す感染症で、軽い風邪のような症状から、重い肺炎まで症状は様々です。2歳までにほとんどの乳幼児が感染するとされており、乳幼児が初めて感染した場合は重症化しやすい傾向にあります。特に生後数ヵ月の乳児では気管支炎や肺炎といった重篤な症状を引き起こす場合があるため注意が必要です。ゼイゼイ、ヒューヒューと息苦しそうに呼吸をしている、顔色が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。